2009年10月 6日 (火)

クロムツ釣り、好漁!!!

 「釣り日誌」                      NO  72   2009・9・28
 
  
 「釣り方は????・・」
 前夜の釣果は、トップ63杯。「願わくば、空席が有りますように」と朝9時頃勝山港の萬榮丸に電話をしたら、「未だ1つ空いてます」と。嬉しいね。今シーズンは好漁でトップが60前後も釣り上げている。釣っている時間は実質4~5時間ほどである。それで60匹も釣り上げるとすると、入れ食い状態でないと不可能である。釣り下手で手際の悪さでは自信のある私でも、30匹は釣れるだろうと。
 仕掛けは、一昨年のものを取りだしたら、充分使える事が解った。ところが、クロムツの味は覚えているが、釣り方は思い出せない。急いで釣り日誌を見たが、記録が無い。取りあえず道具を積み込み、昼の12時に家を出た。思い出しながら、運転しよう。危ないか?2時過ぎに港に着いた。座席札を取りに行き、空いていた右トモから2番目を確保した。どうしても釣り方を思い出せない。どうしよう!!!

Dscn1267  本日のタックル
 竿  ダイワ  Deeo120-180
  リール   電動丸3000H  道糸6号 300m       オモリ150号
 仕掛け  幹糸10号、140㎝間、ハリス8号70㎝、 ムツ針17号3本
    マグネット板。忘れて持って行かなかったので、少し不便だった。

釣り方を教わる
 イカ釣り船が帰港し、清掃後に乗船の指示が出た。道具を運び、準備を始めた。トモの方と左隣の方に挨拶をした。「クロムツには良くいらっしゃるのですか?」と聞いてみた。トモの方は「7月に1回来ました」、左の方は「4回目です。」加えて小さな声で「9月は」と来た。愉快な方だ!!  すかさず「久しぶりなので、釣り方を教えて下さい」とお願いした。彼も準備中なので、その様子を見ながら参考にした。常に交換の必要があるハリスを、直ぐ手の届く所に置いた。私もバックからハリスを取りだした。手が空いたところで、いろいろ聞いてみた。親切で話し好き、聞いたこと以上に答えてくれる。良い「師匠」に恵まれた。まとめてみると、
 ①サバ対策は真下に仕掛けを下ろすと必ずサバの猛攻に会うので、遠方へ投げる。
  ②サメ対策は4隅に乗らない。大先輩から教わった経験上の知恵。クロムツが掛か   ったら高速で巻き上げる。遅いとサメの餌食になる。
 
③沢山釣るには1匹ずつ確実に釣り上げる。ダブル・トリプルを狙わない。むしろ、  餌が取られても、あと2個あると考えて釣る。
 ④ハリスはこまめに取り替える。    それが釣果に繋がる。

 「海は穏やかで、 」
 定刻よりも少し早めに出船、風も波もなく釣り日和。得てして、こんな時は・・。途中で、助手の爺さんが仕掛けを2セット配った。何故? 船宿の手違いで、右側が8人で定員オーバーとのこと。お詫びにと言う事らしい。滅多に無いことで、嬉しいね。約40分程で、洲崎の沖の釣り場に着いた。漁船が2隻だけしかいないが、その近辺を旋回している。ようやくブザーが流れて、投入の合図が出た。「底から1~3m上げてください」と。船縁に針を並べて、オモリを遠方へ投げた。少し上方に投げたので、針は何処にも絡まずスムースに投入できた。マグネットを持って来なかったので、今夜はこの方法で行こう。ミヨシの方で誰かが上げたようだが、私の近所は誰も上げていない。直ぐ移動。直ぐ投入合図。いきなり「ガツン!」と来た。高速で巻き上げる。

Dscn1270  「入れ食いタイム」に突入
 教えてもらった通りに1匹ずつ順調に釣り上げていった。いよいよライトが点灯されナイターに。二人にはサバが来ないが、トモの方には2匹、3匹と羨ましい(?)くらいにサバが掛かる。私がムツを3~4匹上げているのに、未だ1匹で、サバが足の踏み場も無いほどに転がっている。その内、私の道糸にサバが絡んで来た。ミヨシの方は仕掛けを切り離した。焦っているのが解るが、聞かれないので何とも言えない。もちろん私にもサバが掛かるが、まだ2匹だ。「本命は20匹は超えましたか?」と師匠に聞いたら、「22です」と。私は15匹で、相変わらず手際の悪を自慢出来そうだ。底まで84m、2m巻いてアタリを待っていると、「ガツン!」。電動のスイッチを高速に入れる。簡単、簡単!!

 「食いが浅くなった」
 ところが、暫くすると小さなアタリに変わって来た。上げてみると、餌はついている。サバの生餌なので、皮が固く取れないのだ。タチウオと同じように鋭い歯でも、タチウオほど鋭利では無いようだ。だから食いちぎれないのだ。どうして良いか解らないが、取りあえずタチと同じように釣ることにした。小さなアタリがあっても、合わせず竿先を30㎝程下げて待つことにした。なかなか食って来ないので、キーパーにセットしてリールのスイッチに手を置いて待って見たこれが正解で、次々に掛かる。またまた入れ食いになった。隣を見たら、師匠は竿をゆっくり上げて誘い、釣り上げている。(後で師匠に聞くと、誘い下げという釣り方で、小さなアタリの後竿を下げてからゆっくりと上げていくやり方もある)
注意 オモリを投げたら「ビシ!」と音がして、仕掛けごと飛んでしまった。道糸が竿先に絡んでいたようで、暗くてよく見えなかったのか、注意を怠ったのか。竿に異常が無かったのがせめてもの幸い。交換に手間取り、5~6匹は損をしただろう。最後に、㎏級を1匹取り込んで納竿になった。40匹、大漁だ、クーラーが重くて上がらない!!

  下処理が大変、だが・・
 家に着いたのが夜中の12時半過ぎ。翌日、歯に気をつけながら下処理を始めたが、エラにとげがあり指先が傷だらけ。更に、鱗が台所以外にも移動し、夜になったらあちこちでキラキラ光る。。こんなに沢山釣るのでは無かった。
 身は「コクコク」して、甘みと適度な脂があり、一口ほおばれば何とも言えない旨さが広がる。噛んで飲み込むのが、惜しい気がしてくる。特に煮付けの頬と目の下は絶品である。この美味しさには勝てない、また行くぞ!!!
                                          「クロムツは旨い!!」

2009年9月23日 (水)

イイタコ釣りに初挑戦!!!

 「釣り日誌」                      NO  71 2009・9・15

 

 「30年以上前に、ボートで!!」
  実は、富津海岸から友人のゴムボートでイイダコ釣りをしたことがある。覚えていることは、らっきょうを準備して出掛けた事だけである。若い頃はハゼ釣りが好きで、荒川の河口でよく釣っていたので、そのハゼ用の竿で釣ったように記憶しているが。今から考えると、漁業権など有ったのだろうか、かなりの方がイイダコ釣りをしていた。釣り方、処理の仕方、食べ方などその友人に教わったのだが、残念ながら何も覚えていない。ともあれ、数が釣れて旬の物、関東では東京湾の千葉県よりの浅瀬でしか釣れない。「タコ飯」にして食べてみたくなった。30年も前の味は覚えていないが・・・。

 「一昨日は束釣りも・・」
 何時もお世話になっている富津港の「川崎丸」に電話で予約をした。川崎丸のHPは、実に細かく説明がある。私は、タックルではどんな竿が良いか知りたかった。砂地の浅場でタナは4~5m、オモリは8号となればキス竿かアナゴ竿等が最適と説明があった。船の下を小さくこづいて誘い、テンヤに乗せる釣りなのでアナゴ竿にした。リールもそのままで良いだろう。船からキャスチングするキス竿では長すぎるし、アタリは小さいと考えて。ところが、乗船して見るとバスロッドやキス竿がほとんどで、中には2mを超える万能竿の方もいて「びっくり」した。

 小魚が泳ぎ底が見える。
 朝、船宿に着いたのは4時半頃で、釣り座の順番は3番が確保できた。平日なので、子どもはいないが船釣りが初めての方が居ないわけでは無い。また、初心者の私が隣とのトラブルを考え、右のミヨシにした。乗船して、「初めてなので宜しくお願いします」と隣の方に挨拶をした。私より年配者の方で、2mの万能竿とスピニングリールでイイダコ釣りに来ていらっしゃる。私が竿や仕掛けに拘りすぎるのだろうか?港を出て5分、海面を覗くと小魚が泳いでおり、砂の海底が見える。テンヤを下ろすと4mで止まった。
 嬉しいことに、出船前に釣り方の説明が船長からあった。タコは底に居るので、テンヤが少し底から上がる程度に誘いをかける事、タコが乗ると少し重くなる事等の話しがあった。乗せたら素早く合わせ、ゆっくり巻く。底が浅いので、急いで巻くとテンヤが海面から飛び出し危険だとの注意もあった。

 Dscn1263_2 本日のタックル
 アナゴ竿 SG Tetra 1.1m(MEDE IN CHINA)
 リール  ダイワ スーパー150i 早技、道糸1号  先糸ナイロン糸1号 30㎝
  竿はリールから先は、80㎝程しかない。先糸は底物を釣るときには、必ず付け    る捨て糸である。底には何が有るか解らないので付けておく。

  私の釣り方
「乗り」が解らない。隣の方は手慣れていて、4~5杯上げている。やっと乗ったようなので巻き上げる。タコがテンヤに付いていてなかなか取れない。それを見ていた隣の方が、「こんな風にやるんですよ」教えてくれた。釣り上げたばかりのタコを、網にこすりつけると、自ら網の中へ落ちていった。「ふーん!」と唸ってしまった。教わったようにやってみた。タコの吸盤と格闘せず取り込める、「なるほど」と、感心した。
 釣り始めは、周りの様子を見ていた。全員が立って釣っているので、私もそうしたが、1mの短竿で立たなくてもよいことに気づいた。最近腰の具合もよくない、船は揺れる、船の下をこづく釣りなので座る事にした。
 左手の肘を船縁につけ、手首だけで小さくこづく。イイダコが乗ったら、肘を曲げればテンヤも飛び出る事はない。このやり方が、すこぶる調子が良い。

 
 「移動します。」
 何杯か釣り上げては、小さい移動を繰り返し「ボツボツ」と釣れ続いた。隣の方との差はほとんど無くなって来ていた。いや、何杯か超えて来ているだろう。私より年上、2mの長竿、スピニングでのイイダコ釣りは、疲ているように感じた。私は要領が解り、かなりペースが上がって来た。大きく移動する時に、タコの処理の仕方を教えてもらった。特に墨の取り出し方は、全くの初めてなので、大変有り難かった。

 沖上がりまであと1時間、 
 「入れ乗り」の状態になって来た。底に着くか、着く前に乗って来るのだ。それで乗らないと、こづかないでテンヤを底から離すぐらいに上げると乗って来た。着底前に乗るのだからと、考えたのが正解だった。休み無く上がり、25~6杯取り込んだ。隣の方は、その間に3~4杯取り込んだろうか。「上がります。」ビニール袋が配られた。桶にタコを入れ、墨を2回洗った。数えながら袋に入れていった。
                                         なんと、112杯!!

 Dscn1262 下処理が、大変!!
 頭の袋を親指と人差し指でひっくり返すと、中にある墨袋が取り出せる。が、なかなか上手くいかないので、鋏で頭を縦に切り中の丸い玉(墨袋)を引っ張り出すように取り出す。と、実習しながら見せて頂いた。が、帰宅後見よう見まねで始めたが、全く「駄目」である。墨袋を包んでいる薄い透明な幕が、丈夫でなかなか切れない。そこで、裁縫用の握り鋏で切ると、何とか出来た。手を黒くして、意外と固いつやつやとした玉を苦労して取りだした。そして、塩をまぶしてもみ洗いして「ぬめり」を取る。これで下処理が終わり、レシピに有った「タコ飯」と「煮付け」にして食べた。
 苦労した割りには・・、思ったほど・・、期待したほどの、美味しさが・・・・・。

Dscn1261  「美味しい!!」
 と言ってくれた方もいる。「また食べたいな!」とも言われたが、今のところは再度釣行する勇気も、予定も無い。
                                

2009年6月15日 (月)

マルイカようやく、勝山・金谷沖に!!!

 「釣り日誌」                        NO  70 2009・6・9

  「湾内に、ようやく来た!!」
  前回外房で、ブランコ仕掛けで中・大型を釣って、概ね満足の出来る内容ではあるが、どうも今一であった。積極的に攻める釣り方ではない事がその要因かもしれないと、自分では感じている。仕掛けはブランコで7㎝のオッパイスッテ。ブランコ仕掛けに使うスッテは、フローティングタイプなので誘いはかけるが、置き竿にして釣る。ところが湾内のマルイカ釣りは、まさに攻めの釣りである。仕掛けは直結か直ブラ、スッテはシンキングタイプである。だから、常に誘いをかけなければ釣れない。(蛇足ですが、フローティングタイプのスッテは水に浮き、シンキングタイプのスッテは浮かない)竿を細かく動かし、イカの好奇心を刺激しなければ触ってくれない。それがいかにも「攻めの釣り」なのだ。マルイカが興味を示しスッテに触った瞬間に合わせて釣り上げる。この瞬間がたまらない。それが魅力的で、私は好きだ。

 「今のところ、4人です」
Dscn1239_2  勝山の新盛丸に予約を入れた。いつもの事で、当日は10人前後かな?釣り座は特に拘らないが、ビギナーの隣にならなければ良いので四隅を確保したい。4時に港に着いたら、胴の間の3席以外は空いていた。迷ったのだが、トモにした。風やうねりが有ると、腰が悪くなってきているので堪えるからだ。船長が来たので、挨拶をした。「ミヨシが空いてるから、ミヨシの方が良いよ」と声を掛けてくれた。かなり釣り座は埋まってはいたが、何故か右も左もミヨシが空いていた。慣れている左側に移動した。9人の釣り人が乗船したので、出船。老船長が「群れが小さいし、船は群れに舳先から入っていくから、胴から前が釣れるよ」と小声で教えてくれた。有り難いね。感謝、感謝!!

 港の目の前、イケスや定置網の付近で
 「20m、底から5m程反応があります。」いよいよ開始。しかし、ここの場所は気をつけなければならい。昨年、底にあった定置網の綱に仕掛けを2セット絡めてしまった。慎重に下ろさないと、昨年の轍を踏んでしまう。特に2セット目は、釣れている最中、時間も残り僅かなときのトラブル。その結果、あと6杯で束釣りを逃がした苦い思い出の場所である。1投目はいまだ元気があるので、気合いの入ったタタキで誘い、ピタッと止めた。小さいながらアタリがあった。リーリング、2番目のスッテにムギイカが乗っている。なんと小さいことか。貴重な1杯だからリリースはしない。
 
 「SPカードでチャレンジ」
 新盛丸では、割引券の中にSPカードがある。竿頭賞を取得した事がある人だけが購入出来るカードで、23500円で最低3回は乗船出来る。乗船した日に竿頭を取ると、印が貰える。(詳しくは新盛丸HPを参照して下さい)そのためには、例えどんなに小型でもリリースしないことにしている。卑しいかな? いやいや、勝負の世界、情けが仇になって1杯で泣くこともある。
 勝山沖でこまめに探ってみるが、なかなか掛からない。遊覧船の状態が続き、もう景色は見飽きた。9時半を過ぎているが未だ7杯と、厳しい状況である。隣の方はまだ1杯、後ろのミヨシの方も2杯と皆さん苦労している。海上は凪ではあるが、潮の流れは速く釣りづらい。

 「移動します。」
Dscn1240_2  と放送が流れて、金谷方面に向かった。かなり多くの釣船が集まっていた。が、着く頃には船団がばらけ始めていた。何処も厳しいようだ。「15mです」と放送があると、期待して仕掛けを下ろし「叩いて、叩いて」誘う。群れが小さいので、一流し1~2回とポツポツと拾い釣りが続いた。周りに他の船がいない所で突然船が止まり、ブザーが鳴った。「20mです」と船長の声に張りがあった。大きな群れを見つけたようだ。そんな時は、気合いが入る。案の定、2杯が2回、あとは1杯ではあったが、立て続けに合計8杯釣り上げた。取り込み最中に、墨を掛けられた。マルイカ釣りで最も注意しなければならないことは、この事である。最近は慣れてきて被害が少なくなっていた。イカを外す要領が解ってきたが、やられてしまった。運悪く、顔にもシャツにもべっとりと。気が付くと、周りに釣船が集まって来ていた。

 沖上がりまであと1時間、 
 晩のおかずは確保出来たが、・・・・。船は金谷沖を諦めて、保田沖へ戻り始めた。他の釣船は何処へ行ったのか、ほとんど見あたらない。朝方、全く駄目だった所であるが、小さく旋回しながらの拾い釣りが続いた。隣の方が、イワシを釣り上げた。「そうか、小さいアタリがあるものの、掛からないのはイワシか!」納得。それでも、アタリがあれば合わせるしかない。「上がります。数を教えて下さい。」ザルにイカを入れ、海水を掛け墨を落とす。ビニール袋に、数えながら入れていった。スルメを含めて41杯。内容的には不満であるが、問題は竿頭かどうかである。隣の方は7杯、後ろのミヨシの方は13杯と不振である。港に着いてから、船長に確認すると私が竿頭だと告げられた。嬉しさよりも、「ほっと!」した。
 
 私の釣り方
Dscn1241  仕掛けを下ろす。着底後、1m程底断ちし誘いの「タタキ」を入れる。好奇心の強いマルイカにスッテがアピール出来れば良い考えているので、「リズミカルに」を心がけている。その後、「ピタッ」と止める。竿を一直線にして竿先を見る。小さな変化も見逃さないように。アタリがあれば合わせるが、そのアタリはマルイカが触手(長い手)でスッテに触った時である。竿先がほんの少し上がるのだ。即合わせる。このアタリが解らないとマルイカは釣れない。
 隣の方は、竿を3回、仕掛けを3回ほど変えた。手作りの投入器で努力されているが、釣具屋の誘いに乗ることは無い。(自己反省を込めて

                            リベンジだ!!!、目標、束釣りだ!!!
                                  

2009年5月 6日 (水)

マルイカ、外房で好漁!!

                             NO  69 2009・5・2  

  「あと10分で上がるよ」
 やっと調子が出て来たのに!2杯、1杯、1杯、2杯と入れ乗りの最中の放送である。最後の投入は、ズシリと重い。潮の流れが朝方よりも一段と速くなって来ていたので、潮の影響だろうと思っていた。が、何と5本ツノにパーフェクトに付いているではないか。慌てたね。風も波も強くなっていたので、2杯落としてしまった。  残念!!道具の片付けを始めた。不満の残る釣りではあったが、桶の中で泳いでいるマルちゃんを見ていると、疲れも取れてきた。

 「マルイカを待っていたのだ!!」
 例年ならば、三浦半島で始まり、少し遅れて東京湾に入って来るはずなのに今年は来ない。「いつ来るか」と期待していたのだ。昨年は、4月には釣れ始めていた。館山沖から富浦沖にかけて小型を中心に3~40杯程の釣果が出ていた。が、今年はどの船もトップが一桁と思わしくない。最近は神奈川の船の多くが「休船中」になってしまった。ところが、突然外房で釣れ始めたのだ。型も良い、数も上がっている。潮の流れが変わって、湾内には入らずそのまま外房に出てしまったようだ。今頃ならば、外房はアカイカのシーズンなのに、海がおかしくなって来ているのだろうか?
 
 「混んでいるかな?」
 5月2日は連休の初日、大勢の釣り客で予約も取れないだろうと、半分諦めながら勇幸丸に電話をした。「半分、空いてるよ!」と女将さんの返事が返って来た。「イサキ・イカのリレー船」に予約を入れた。「仕掛けはブランコ?、直ブラ?、直結仕掛け?」と様子を聞いて見たが、どうも要領を得ない。ここ数年、片貝沖でマルイカが釣れた事が無いからだろうか。「イカは様子を見てからで、イサキの準備をしてくれば仕掛けは船にあるよ。普通の仕掛けよ。」取りあえず、イサキの道具に、ブランコ仕掛けを2組持った。
 家を出てから1時間、3時過ぎには港に着いた。この時期はビギナーさんが多く、GWは釣行を控えていたが、マルイカの魅力に勝てなかった。船長が来たので挨拶をした。「手前の船は、イカ専門にするよ」と言われたので、急いで道具を移動させた。イサキ船は24人、イカは8人と「ほっと」した。

 「ブランコで、どう釣るの??」
 ブランコで釣ったのは何時だろうか、思い出せない。何とかなるだろうとタカをくくっていたが、そんなに簡単ものでは無かった。普通のイカ釣り船ならば、当然塩ビパイプの投入器か簡易イカツノマットがあるのだが、それも無い。そのため、仕掛けの下ろし方に困ってしまった。最初は、ツノを上から順番に海面に下ろし、最後にオモリを前方に投げてみた。ところが、凪で潮の流れもないのでツノが絡まってしまった。2回も続いたので、オモリから下ろす事にした。どうしても他の方より遅れてしまうが、絡まりを外すよりストレスが少なそうだ。仕掛けを下ろしたが、どのように誘ったら良いだろうか?左隣の方がもう取り込んでいた。右隣の方は、置き竿にしていた。

 「取り込みは?」
 サミングしながら落としていたら、30m付近で仕掛けが止まった。イカが抱きついたようだ。ゆっくり巻き上げる。覗いて見ると3番目のツノに掛かっている。竿をキーパーに掛けて仕掛けを手繰ろうとしたら、バレてしまった。「あー、!!」キーパーに竿を掛けている時に仕掛けが緩んだのだろう。そこで取り込みは、竿を脇に置いて仕掛けを手繰る事にした。ようやく何とか1杯を確保した。左の方は小さく誘いながら、右の方は置き竿でボツボツ取り込んでいる。3杯目を取り込んだところで、船は移動した。
 移動したが、私には全くアタリが無い。「変だ!」と感じたので、左舷側へ様子を見に行った。一人はヤリイカ釣りのように大きく誘いながら、10杯以上釣り上げていた。もう一人の方はスルメイカのように、小さく早く誘ってこれも10~12杯も桶の中に居る。私の3倍以上である。

 「仕掛けを変えよう!!」
 気が付いた。全ての方が、船中で売っているヤマシタの「オッパイスッテ7㎝」を使っていることであった。急いで、私も買った。昨年までは直結仕掛けでマルイカを釣っていた。オモリが着底後タタキを入れる。暫く待ってから少し誘い上げてみる。イカがいればそれでアタリがある。そこで、原点に戻り、「オモリを底まで下ろして、少し誘い上げてみる」事にした。最初のイカが中層で掛かったので、こだわり過ぎていたかもしれない。マルイカは本来底近くを縄張りにしているだろうと思っている。そこで、サミングしながら着底させ、少し間を取り10~15㎝程誘い上げてみた。

 「乗った!!」
 取りあえず1杯でも貴重である。その後は、同じ要領で「入れ乗り」になって来た。乗りが無いときは、2~3m程巻き上げて、かなりゆっくりとした「落とし込み」を取り入れた。これも功を奏したようで、2杯、3杯掛けを狙えるようになってきた。桶から飛び出す元気なマルちゃんを戻す、吐いた墨を海水で流しながら仕掛けを下ろす。忙しい充実の時間ではあったが、気が付くのが遅く既に時間は10時を過ぎていた。途中で、嬉しい外道の大きなホウボウが掛かった。これも外房だからか??

 魚影は濃い!!
 片貝港から太東沖の釣り場まで小1時間ほどかかる。大型船なので、キャビンが広くその上ベットで横になることが出来る。タナは50m前後で釣りやすい。竿頭はミヨシの方で56杯。私は、ベンケイサイズ3杯と中型を中心に30杯と不満の残る釣果であった。誘い方等悩まず、オモリを底まで下ろし、スッテを動かせばイカは掛かる。それほど魚影は濃い。手慣れてくれば5~60杯は釣り上げられるだろう。そして、なんと言っても旨い、もちろんヤリイカよりも旨いのだ。
  リベンジだ!!!、目標、50杯だ!!!
 ごめんなさい。写真を忘れました。リベンジに期待して下さい。                                  

2009年4月19日 (日)

幅広タチウオ、15本!!!

 「釣り日誌」                      NO  68 2009・4・13 

「活餌タチウオ」!!       
 一昨年は12~2月、昨年は1~3月に釣行している。ところが、今年は年明けから全く釣れていない。初めは出ていた釣船も、とうとう釣り物を変えてしまった。それが4月になってから、トップが二桁を超える船が出始めた。それも大型ばかりが。「活餌」でのタチウオ釣りは、一度はやってみたかった。同じ釣り場でも釣れ方が違うのだ。そこで、金谷港光進丸に予約を入れた。「活餌」の関係で、人数限定の船に釣り友と、幸いにも釣り座は並んで取れた。仕掛けは、「釣れているから2本針が良いよ」と言われたので、準備した。

                  仕掛け
Dscn1226  タックルは、竿は、リーデングXLタチウオ195、 リールは電動丸1000に道糸4号が200m巻いてある。初めは、2本針にしていたが、アワセが取りづらいので1本針にした。針はがまかつのタチウオ針1/0 、ハリス6号1.5m、オモリ100号。手作りの孫針を使っている。大洋ワイロン40s、ダブルスリープssで連結。針はワームフック4号又はKENフック6号。
 
  港に6時前に着いた
 
受付に行くと、愛想の良い女将さんと、若い船長が挨拶をしてくれた。気持ちが良いね。初めての釣りなので、釣り方を聞くと、親切に教えてくれた。船は小型ではあるが、片側5人と間隔に余裕があり釣りやすそうだ。7時の出船まで時間があるので、ミヨシの方に挨拶をして、様子を聞いてみた。この船の常連さんで、先週も来てかなりのタチを釣り上げたと言う。空は雲一つ無く快晴、風もほとんど無い。昨日の釣果もかなりよいので、今日の釣りに期待して船の中は、華やいでいた。港の中のイケスに近づき、船長が大きなタモでイワシをすくい、何度か船のイケスに入れた。必要な量をを確保出来たようで、エンジンの音を勢いよく響かせ出港した。

Dscn1221  5分も走ったか、
 釣り場は、港の目の前である。既に金谷港の船は、小さく旋回しながらタチを捜している。何隻かは、釣り始めている。銀色の魚体が朝日に輝いて取り込まれている。大きい!! 意欲が湧いてきた。「あの大きさなら、目標は10本だ。」早く釣りたいと、思っていても、船長からの合図がなかなか出ない。釣れている所は、かなりの船が集まり、活況を呈している。が、本船はそれより少し離れた所に船を止め、ようやく合図が出た。「30mから誘って下さい。」と、連絡が有った。「よし、幅広タチを、ガンガン釣るぞ!!」

 イワシが暴れて、
 イワシの口は「下あご」より「上あご」が前に出ているから、その上あごに針を刺せば良いと教わったが、思うようにいかない。最初の一匹は針先が目から出てしまった。それでも生きているようなので、放り投げて仕掛けを下ろした。両手に鱗がいっぱい付いてしまった。指示のあった30mから誘ってみたが、アタリが解らない。仕掛けを上げると、2匹とも半分食いちぎられていた。それらしい感じがしたのだが、アワセ方が解らない。「活餌」なので、タチは勢いよく食い付くものだと思っていたが、「敵も然る者」、そんな甘くは無かった。そこで、私本来の1本針に戻し、孫針も使う事にした。ミヨシの方が、順調に4本釣り上げている。「タナはどのくらいですか?」と聞いてみた。「35mから誘い、30mで食います」と。その方の、誘いは大きく、比較的早い。

 タチは餌の味見を??
 28mで前アタリがあった。暫く待ってから「聞き合わせ」て見ると、食った。最初の1本、慎重に取り込んだ。同じ要領で2~3本取り込んだ後、食いが悪くなってきた。ゆっくり誘っていると、どうもタチが餌をくわえて味見をしているように感じた。前アタリではなく、仕掛けが重く竿先が微妙に揺れる。聞き合わせをすると、軽くなってしまった。餌を見ると歯形が付いている。そこで、タチが餌を加えたら、少し動かしてみた。食った。5~6本取り込んだタチは、ほとんどが親針に掛かっている。味見をして、餌が動いたので慌てて飲み込んだようだ。食いが立って来たようなので、味見で餌をくわえたら即巻き上げてみた。きた!、きた!。立て続けに3本。 

Dscn1223  この調子で、
  と思ったが、「そうは問屋が卸さない。」10mほど巻き上げると、バレルのだ。それも、4本も続いた。「タナが上がって、23mぐらいです」と連絡があった後、食いが浅くて、孫針に掛かかようになってからだ。孫針は、親針より小さく「懐が狭い」ので、バレルのだろう。特に、引きが強くてリールが止まる時にバレルようだ。そこで、ドラグを目一杯強く締め、高速で一気に巻き上げることにした。「よし、上手くいった。」3本取り込んだ。その後、食いが止まった。そんな時は、一服しながら「置き竿」で、向こう合わせでいこう。時々竿を動かしていた。周りを見てみると、遠く神奈川の船、浦安の船、富津港の船が、いつも見かける舟が多数いる。浜値で4本指級が1800円もすると言う。金額の問題ではなく、タチとのやり取り、強烈な引き、そして旨い魚を求めて太公望が集まっているのだ。コーヒーを飲み釣り友からのせんべいを食べながら、2本取り込んだ。しかし、置き竿ではよくあるハリス切れが1回あったが、諦めよう。

 「何本釣ったか教えて下さい」と、
Dscn1225   船長の連絡で、沖上がりとなった。釣り上げてタチウオは、いつも暫く足元に置いておく事にしている。クーラーに直ぐ入れると、中で暴れて他のタチに食い付いたり、身がこすれて見た目が悪くなってしまうからだ。道具を片づけて、数えた。15本、それも4~5本指級ばかり、大漁である。トップは30本を超えたそうだ。ちなみに、14日は6本、16日は5本、17日は1本がトップと船宿の釣果情報である。「幽霊魚」の異名を持つタチウオ釣り、13日の釣りは幸運に恵まれて大漁であった。

 刺身、塩焼き、味噌漬け、どれもこれも「旨い」の言葉以外言いようが無い。

2009年3月 4日 (水)

ヤリイカ、束に届かず!!

 「釣り日誌」                      NO  67 2009・2・27 

「釣れているから混んでるよ!!」
 勝山港の新盛丸に予約を入れると、そんな返事が返って来た。例年この時期に、ヤリイカがこんなに釣れていたことは無い。どんな魚でも、釣れている時は仕掛けを下ろせば掛かって来る。専用の道具が無くとも、テクニックが無くともそれなりの釣果が得られる。まして、旬の魚であれば旨いに決まっている。経済不況は何処吹く風、平日に休みを取って出掛けてくる釣り人が多い。休日ともなれば港は賑わい、活況を呈している。年が明けてから、4回出掛けた。船に乗れば、いつでも竿頭を目指し、無理ならば自己ベストの更新が私の信条である。竿頭はかなり難しい。どの釣りでもその釣りに、「凝る」方がいらっしゃる。投入器や仕掛けも手作り、更に釣り座にもこだわっていらっしゃるのを見ると、「とてもかなわない」と思う。先日、取り替えたツノを真水のビンに入れていた方は、帰宅後「ポリデント」で汚れを落として再利用するとのこと。私もツノを2~3度利用するが、そこまでは考えが及ばなかった。「恐れいりました。」
 
 タックル
 竿  リーデングXLヤリイカ 195
  リール 電動丸3000H 道糸6号 300m 
  仕掛け カラフル針6本+赤白1本 幹糸5号、ハリス3号 枝間1.2m 
           オモリ 120号、中オモリ10号

私の釣り方
 特に変わった事をしている訳ではない。ただ幾つか気をつけていることがある。
①釣り人に嫌われもののサバ対策である。朝の内はサバが遊びに来ることが多いので、新品の仕掛けは使わないようにしている。オマツリで駄目になったり、サバがツノを傷つけることで「乗り」が悪くなるからだ。また、日中でもサバが多ければ、仕掛けの投入を少し遅らせるようDscn1212にしている事。隣や後ろとのサバによるオマツリだけは避けられる。それでも、サバは来る。そんな時は「遊びに来ては駄目」と、優しく言い聞かせ海に返しているが・・・・。

②サミングしながら、仕掛けを下ろしている。今年のヤリイカは中層にいることが多い。日によっては、終日中層の時もあった。船長の指示タナより10m手前から、サミングし一旦止めるを繰り返している。タナが底でも同じ要領でイカを乗せている。(落とし込み釣法)これを2回繰り返し乗らなければ、20m程巻き上げ再度繰り返している。
③2回の誘いで乗らなければ、指示タナの前後を誘ってみる。例えば、「120mから140mまで」と放送があれば、ヤリイカは底にいる方が多いので140mからサミングしながら下ろす。それでも乗らなければ、諦めて巻き上げ次の投入に備える。

 数を乗せるには
 中層でサミングしながら下ろしていくと、仕掛けが落ちなくなってリールの回転が極めて遅くなる。イカが乗った証拠。そのままで、更に乗るのを期待しながら待つ。道糸が出て行かなくなったら、誘いながら巻き上げる。
 底で乗った場合は、暫く待ってから誘い上げる。今期のように群れが大きい時は、それだけで数が乗る。7本針で6杯掛けが4~5回あった。深い時には、180mも下ろして1杯
では効率が悪い。川名前での乗りはあまりよくないが、白浜沖は絶好調で、一流し3~4回は下ろすことが出来た。1回目より2回目としだいに乗りの数が少なくなってくる。乗りが無いなと思ったら、仕掛けを回収し次の投入に備える方が、数釣りには大切な事である。

 何杯釣り上げた?
 1回目は75杯(トップ102杯)で自己記録更新、2回目52杯(トップ81杯)、3回目51杯(トップ62杯)、4回目88杯自己記録更新(トップ96杯)。平均すると66杯と我ながら頑張ったと思っているが、残念ながら束超えは出来なかった。反省点は、取り込みが上手くいかず、いつでも何杯かリリースしていること、面倒なので乗りの悪いツノを交換しない事等、来期の課題が見えてきた。

 パラソルは旨いか?
 沖上がりから港までおよそ1時間ほどかかる。隣の方や後ろの方と、釣果を聞いたり、釣り情報を交換できる貴重な時間である。「パラソルが少なく、型が小さい」と、数を釣り上げていても不満が出ることが多い。ここ白浜沖は中・小型が中心で、パラソルは滅多に上がらない。パラソルを釣りたければ、外房へ行けば良いのだ。チビヤリは刺身にするにも手間がかかり、面倒だとおっしゃる。では、パラソルは旨いのか?ヤリイカは初春に産卵し、初夏にはその一生を終える。この時期の大型のイカは、産卵を終えている。そんなヤリが旨かろうはずが無い。チビヤリの方が、断然旨いのだ!

Dscn2383  チビヤリは旨い!!
 そこで皆さんに、手間を掛けず美味しく頂く我が家の食べ方を紹介した。水で洗う。次に、墨袋やその他不要な物を取り除く。包丁で切れ目を入れる。フライパンにバターを適量入れ温める。身と、ゲソもワタを付けたまま入れて焼き、醤油を掛けて頂く。一緒に焼くことで全体にコクが出てより美味しくなる。フライパンではなく、魚焼き器であぶってから醤油で食べるも良し。さっぱりしていて、私はこれが好きだ。写真を参照した下さい。誰でも出来る簡単、旨いレシピです。船中の近所の方に照会して、「今度Dscn2380 試してみる」と、好評をいただいているもの。この調理は、マルイカでも活用出来る。マルイカの場合は、ワタも取らずにそのままの方が、より美味しい事請け合い。

Dscn2381   いよいよ、マルイカのシーズン。楽しみだ!!!                                                                       

 

2009年2月 1日 (日)

カワハギ、難しいね、旨いね!!

            「釣り日誌」                      NO  66 2009・1・22 

「満席です!!」
 この時期に、一度は食べておきたいのがカワハギの「キモ和え」である。確かに美味である。料亭に行かなければ食べられないが、釣り人には出来る。難しい釣りで、あまり良い思いをしたことがないから、つい他の釣りに出かけていた。先日スーパーで見かけたら、手頃なサイズのカワハギが何と1匹850円もしていた。それでは庶民は食べられない。海で拾って来るしかない。2年ほど前に釣行して以来、仕掛けなどはそのままである。引っ張り出して点検してみると、手入れが良いのか使えそうである。金谷港のK丸に電話を入れた。「満席です」と断られた。平日の、まだ午後3時過ぎである。カワハギ釣りに「はまっている」人が多いと思ってはいたが・・・・。

Dscn1211_8 「空いていますよ」と、
 保田港の国丸さんから、返事を貰った。私は「ハマッて」はいない。駆け出しの素人で、まだ専用の竿さえ持っていない。初めての時苦労した上、「嫌な」思いでしか残っていない。とにかく、一日中エサを付けていたからだ。アタリが全く解らず上げてみるとエサが無い。カワハギはいるのに・・・・。「釣りに来たのだ!、エサを付けに来たのではない。」と、わめきたくなった。そんな事の繰り返しで、3匹釣れた。何となく、3匹が私に同情してくれたのだと感じたら、味さえ覚えていない。

 タックル
 竿 アルファタックル ショートアーム30-160(マルイカ用)
      アルファタックル LTメガ      30-165(夏タチウオ用)
 リール ダイワ 150i 早技 道糸1号 50m
 仕掛け DーMAX ハリス3号 5㎝ ハゲ針(市販品)

 私の釣り方
 久しぶりなので、釣り方を忘れている。そこで、インターネットで調べて確認していくする事にした。開いて見ると、なんとHPの多いことか驚きである。その中で初心者にも解りやすいブログを見つけた。リポーター平田千香子さんの「つり通信」が大変参考になった。「聞きアワセ釣り」「タルマセ釣り」「タタキ釣り」を状況に合わせて釣るようにと載っていた。基本は「聞きアワセ釣り」と。当日はいろいろ組み合わせて試したみることにした。
 金谷港のK丸には、名人級の釣り人が多いので、その人達の釣り方を見たかった。素人には、「状況に合わせて」が一番解らない点である。今までも、釣り船に上手な人がいると「断ってから」見せて貰っている。気さくな人には「質問」もした。丁寧に教えてくれる釣
り人が多い。中には、「嫌な顔」をされる事もあるので、気をつけなければならない。だから、私は聞かれたら「にこにこ顔」で答えるようにしている。
 
「6時前に港に着いた。」
 何台か車が駐車している。まだ辺りは暗いが、気温や風具合を見るために車外に出た。ここは、保田港から出る船の駐車場になっているので隣の車はどの船になるか解らない。が、隣の車から人が出て来て「国丸さんですか?」と声を掛けられた。「宜しくお願いします」と返した。二人連れで来ていて、気さくな感じがする。いろいろ聞けそうなので嬉しくなった。6時30分、釣り人4人で出船。二人の道具は、竿もリールも最新の物で、つい「高価な道具ですね」と褒めた。「凝り出したので、思い切って買いました」と。港を出て5~6分で釣り場に着いた。

Dscn1210_5 「25mです。どうぞ!」
 カワハギ釣りの基本は、「聞き合わせ釣り」と書いてあったので、ショートアームで様子を見ることにした。仕掛けをサミングしながら下ろし、糸ふけを取るとアタリがあった。巻き上げると、小型のハゼが。そんな事が2度ほど続いたので、今度は着底後「タタキ釣り」をとり入れた。しかし、アタリが解らずにエサを取られてしまう。穂先が柔らかすぎるようなので、LTメガに替えた。ところが、サミングしながら下ろし糸ふけを取ったらアタリがあった。竿を上げ、リーリングして取り込んだ。同じ要領で、3匹ゲット。後ろの二人連れの方に、様子を聞いてみた。「未だ釣っていません」と。「せっかく竿を取り替えたのに、叩く暇もない」と思ったが、そのままこの竿で釣る事にした。時々小さく移動するが、思うように釣果が上がらない。「タルマセ釣り」や「タタキ釣り」を織り交ぜているが、エサを取られる。特に「タタキ釣り」は3つ共取られる。カワハギはいるのにアタリが解らず、さらに間の取り方も悪いのだろう。後半は、着底後30㎝程ゆっくりあげ、一旦止めた後ゆっくり下ろす。下ろすと直ぐアタリがあった。とにかく、沖上がりまでに13匹をゲット出来た。二人組は9匹と8匹とのこと。こんなマルイカ竿や夏タチ竿で、よくぞ頑張ったものだ。自分を褒めてやろう。
 
Dscn1208_2 「キモ和えが旨い!!」
釣ったカワハギは、全部皮を剥いだ。背びれ、尾びれに包丁を入れて尾の方から頭まで皮を剥いた。大きめの2匹は、キモを崩さないように取りだし、5枚に下ろした。当日分と翌日分に分け、翌日分はラップに包み冷蔵庫へ。当日分は薄切りにしてキモ和えにした。残りのカワハギは、醤油、ミリン、酒で煮付けた。
 キモを醤油で溶かした中に、薄い桜色の身を付けて食べる。しこしことした歯ごたえの身と、キモの甘みが絡み、なんとも「旨い!」                                     煮付けも美味しいが、今一である。カワハギが小さいためか、 期待したほどでは無かった。カワハギには悪いが、ウマの煮付けと比べ優劣が付けにくい。次回は、大きいカワハギを試してみよう

   
「みそ汁が、超旨い!!」
 5枚下ろしの骨と頭をみそ汁にしてみた。キモを少し加えて、最後にネギを入れた。
この旨さは「なんだあ!!!」 キモ和えよりも旨い! 本当に旨い!!!!

 
 カワハギのみそ汁を、また食べたい。   釣りに行くぞう!!!
 

2009年1月10日 (土)

タチウオがエサを舐める??

                             NO  65 2008・12・30                                

「冬のタチは旨い!!」
 夏のタチウオは、脂が乗っていないので天ぷらが旨い。もちろん塩焼きも旨いのだが、冬のタチにはかなわない。その冬の旨いタチが観音崎沖で釣れ始めた。幽霊魚と言われているこの魚は、突然釣れだし、そして突然いなくなってしまう。前日にトップが一桁台なのに、次の日にトップが30本を超える。そんな日が3~4日続くと、しだいに釣れなくなり、そして突然消えてしまう。船宿が出す釣果情報をこまめにチェックしておかなければ釣果は期待出来ない。釣れだした3~4日が釣行のチャンスであるが、それとて当てにはならない12月17日に川崎丸に予約を入れた。その時点では4人の予約で釣行は決定していたが、朝受付で確認するとその後は予約はなかったとのこと。小雨でうねりもあると天気予報は「おしゃっていらした」ためか、それとも金融不安で景気の悪さのためか、解らない。私はトモに、4人は右舷に釣り座を、6時に舫を解いた。                

Dscn1203 「観音崎沖へ」
 4人だけなので、南西の風の中を飛沫が釣り座を流れるほど、船は飛ばす。30分ほどで釣り場に着いたが、まだ他の船はいない。「70mから誘って下さい」と放送が流れ、仕掛けを下ろす。始めは、忘れないために道糸でタナを確認しながら下ろしていった。潮の流れが速く、100号のオモリでもタナが取りにくく誘う事ができない。直ぐに、移動の合図が出た。少し移動して、再度投入の合図。今度は潮の流れは緩やかで、「75mから誘って下さい」に合わせられた。67mで「前アタリ」があり、暫く待ってから竿を立てるといきなり竿先が引き込まれた。電動リールを中速で巻き上げたが、途中で2度止まるほど強烈な引き。無事に4本指級を取り込んだ。嬉しいね!

 本日のタックル
  竿  ダイワリーヂングXLタチウオ195
    リール シマノ電動丸1000 道糸4号300m    仕掛け  タチウオ針(がまかつ)1/0、 幹糸6号3m、 自作の孫針は、ルア  ー用の針KPDN12LH・6をカラーワイヤーで接続する。接続はダブルスリー  プを使い、先はタチ針に掛かる程度の輪を作る。タチのエサは、2~3回「縫い刺  し」をする。最初に刺して出た先に孫針を掛け、裏に折り返して針を出す。その  後、孫針をエサの先に刺す。ワイヤーは細い方が良い。

Dscn1207_2  私の釣り方
 まず、仕掛けを船長から指示されたタナまで下ろす。竿先を海面から1m程、ゆっくりとなぜるように上げていく。休みなく、タナから10~15mほど誘い上げていく。何もなければ、再度同じ事を繰り返す。置き竿でも食い付くが、動いている物に食い付いて来ることが多い。だから、最初は食い付いて来るまでエサを動かす。誘っている時に、「前アタリ」があったら止める。「前アタリ」は、「ガサッ」、「コツン」と言う感じで小さく感じる。この「前アタリ」が解らなければ、タチは釣れない。鋭い歯でエサを噛み切った時が「前アタリ」である。一気に食わず、針を避けて安心な部分だけを食べて、残りの部分を見ているようだ。その「前アタリ」で、暫く待ってからゆっくりと誘い上げると「2度目のアタリ」がある。合わせると針掛かりする。誘い上げのスピードや待ちの間(ま)は、食いの良い時と潮の流れが速い時は早めにしている。

 12月17日は、
 最初の1本目のアタリで、今日は食いが良いようなので誘いをやや早めに取ることにした。2本目も、3本目も孫針に掛かっていた。4本目は、孫針と親針に掛かっていた。そこで、「前アタリ」の後、間をあまり取らずに誘い上げてみた。が、「そうは問屋が卸さない」。また元の釣り方に戻した。納竿までコンスタントに釣れ続き、4本指を10本以上で計28本釣り上げた。釣れている時は、移動してもタナは67m前後であった。タチウオとのやり取りでも、もちろん納得できて楽しい釣りが出来た。

Dscn1190  納竿に再度!
 12月27日、予約を入れた時点では「3人だから出船します」と。仕事納めの次の日にもかかわらず、昨年までは考えられない状況だ。確かに、天気予報は良くない。東京湾内は風のマークは黄色、波は1.5mである。当日、受付をして乗船人数を確認したら、「何故か3人なの!」と女将さん。乗船して待っていたが、出船時間近くになっても2人が来ない。「一人じゃ悪いから、下りるよ」と船長に話した。ようやく出船時間に到着、乗船と同時に舫を解いた。観音崎沖を目指して全速力で飛ばすので、キャビンに避難。既に神奈川や東京の船が釣り始めている。海上は予報に反して、凪である。

 「75mから誘って下さい」と
 2回誘ったが、何の反応もない。巻き上げて、エサをチェックしてみるが異常はない。
今度は78mから誘ってみると、72mでアタリ。少し間を取って誘うが、「前アタリ」のような感じがするが食い込まない。また間を取ってから誘うと、ようやく掛かった。
2本目は、63mでアタリがあるが1本目と同じで、なかなか食っては来ない。タチが「すれて来ている」ようだ。気が付けば、大船団になっている。食いが渋いためか、 久里浜沖に移動した。こちらも大船団であるが、どの船も釣り人は少ない。ここでも食いは渋く、孫針と親針の間だけを囓られようになった。思い切って孫針を外してみた。

20081217_  エサを舐めている?
 12~3本、何とかおかずを確保したが、思うように釣れない。その内、変な事に気付いた。誘っていて、少し重くなるのだ。「もしかして、タチがエサをくわえて舐めているかもしれない」と。そこで、大きくゆっくり合わせてみた。上がって来たエサには歯形が付いていた。「やはり舐めていたのだ」と確信。そこで、「タチにもスローライフを楽しんで貰おう」と、誘いが重くなった時点で置き竿にしてみた。私のイライラを察知されないためにも。気短な私が、かなりの時間我慢して待ってから大きくゆっくり合わせてみた。「ドーン」と来た。イメージどおりに釣り上げ、嬉しくなってきた。「タチなんかに舐められて、たまるか!」 立て続けに、5本上げたところで沖上がりとなった。釣果は19本だが、タチとの勝負に勝った事が、なんとも嬉しい。

 刺身、塩焼き最高!!
 刺身は、醤油に付けるとうっすらと脂が浮く。噛むと甘みが口の中一杯に広がる。「旨い」と、つい口走る。塩焼きは、身が柔らかく口の中でとろけるように広がる。釣り人の至福の時を堪能する。忘れてはならないのは、刺身で剥いだ皮を塩焼きにする。これも絶品!!タチに勝った喜びが、旨さとトモに全身に行き渡る。
 派遣切りなど不況のおり、こんな事をしていて良いのか?     反省!

2008年11月 4日 (火)

ヤリイカがおもしろい!!

                                   NO  64 2008・10・30 

「ヤリイカが釣れる?」
 勝山港でのヤリイカシーズンは、例年12月から5月頃までである。去年の釣りの記録を見たら年内には釣行していない。一昨年は、12月下旬に出掛けスルメ11杯とチビヤリ5杯と記録してあった。釣果の多い月は3月から4月で、それもシーズン初めは小型が多いのだ。北風が吹く時期、天気が良ければ遠くに富士山を眺めて、大漁を願ったものだ。ところが、今年はどうしたことか10月中旬から釣れ始めてきた。驚くことに、型は釣船のHPを見ても中・大型ばかりである。これは、行かなければならない。 と、30日に予約した。いつもお世話になっている新盛丸に。

 朝4時に港に着いた。
 既に4~5台の車が駐車していた。混んでいるようだが、釣り座はミヨシもトモも空いていた。左のミヨシを確保した時、「お早うございます」と背後から声を掛けられた。もちろん、全く知らない方であるが、こちらも挨拶を返した。新盛丸に来る釣り人は、気さくな方が多い。船長が来て、船に明かりが点った。釣り人が乗り込み始めて、お魚船に多く、イカ船は乗船者が3人と少ない。釣れているのに、混んではいない。まだ気温も水温も温かくシーズンではないからか、それとも金融危機の影響か?
 常連さんは、イカ券が購入出来る。3枚で22500円、何処よりも安い。

 本日のタックル
 イカ用 竿  ダイワリーヂングXL195
          リール シマノ電動丸1000 道糸4号300m、
先糸ナイロン6号5m、中オモリ 10号
          仕掛け 11㎝ツノ、7本、幹糸5号、枝3号10㎝

 舫を解いて、
 およそ1時間。僅かに北の風で薄曇り、釣りには比較的良い状況だ。ただ、潮の流れが2枚潮で無いことを願うのみ。遠くに伊豆半島と大島が見える。釣り場の洲崎沖にようやく着いた。周りには釣船がいない。「準備をして下さい」と放送があり、確認することにした。リールの固定、ドラグの締め、仕掛けの絡み等を確認して左手にオモリを持ち、合図を待った。「180m、底の方です」と同時に、前方へ投げる。昔ながらの勝山独特の投入器を使っている。パイプは、風があると仕掛けが絡むが、この投入器はハリスを固定するので絡まず、風に強い。沖釣りでは、最高の武器になる。

 1投目からサバが、
来襲し、40mから仕掛けが下りない。急いで上げるが、思うように外せない。中には暴れて自ら糸を巻き付けているのもいて、腹立たしくなる。ようやく外して、2投目。しかし、またサバ。竿先の異常で直ぐ巻き上げたので、3匹とも針掛かりだけで済んだ。3投目、またまたサバ。今度はツノをしっかり飲み込んでいるのと、ツノを3本刺しているのと、本当に「参った!」。隣の方は、仕掛けが下りたらしく巻き上げている。スルメとヤリを取り込んでいる。私はサバと格闘して、血だらけなのに。

 直結に替えてみよう!
 4投目もサバなので、思い切って替えた。仕掛けは邪魔者のサバを物ともせずに、底まで下りた。暫く待ってから、低速で巻きながらゆっくりと竿先を上げ、道糸に張りを持たせたまま、ゆっくりと下げる。「その間はツノは静止しているはずである」と思っていた。ところが、「電動を使わないで、ブランコと同じように」と船長から言われた。どうしようか悩んでいた。隣の方は、サバに邪魔されることもなくスルメ・ヤリを、もう5~6杯取り込んでいる。私はまだ0杯。サバは朝の内だけで、いなくなったようだ。悩むよりも、ブランコに戻そう。

 私の釣り方
 特に変わった釣り方をしていない。ごく一般的である。幾つか気をつけていることがある。その一つが、底から10m~20m前からサミングしていく事である。ほとんどの釣り情報は、誰よりも早く着低させることが釣果に繋がると書かれている。しかし、新盛丸船長の「オモリが勢いよく落ちれば、イカがびっくりして逃げる」と言う説を支持する。船長が、反応の幅を指示するので、サミングして乗る事もある。乗ったら、そのまま底まで下ろす。二つ目が、着低しても直ぐ誘わないで暫く待ってから竿を上げる。イカは、スルメでもマルイカでも、もちろんヤリイカでもツノが止まった時に乗るからだ。多少、カワハギ釣りの「たるませ」の感じで待つ。数を乗せるため、三つ目は、アタリがあっても直ぐ巻かない。ツノに乗ったイカが、残りのツノを動かして他のイカを誘ってくれるのを待つ。四つ目は、バラシを少なくするため、先糸を付ける事である

 後半、入れ乗り
「160mです。底から20m迄反応があります」と。1杯の、2杯の、スルメとヤリの、スルメのダブルの、ヤリのトリプルの時もと続いた。小刻みに移動していたが、「140m」の所では2~3回続けて投入出来た。釣船も回りに集まり、活気が溢れていた。

4杯掛けが2回も!!                                         1回目は、160mで乗った。底まで下ろして少し「たるませ」、ゆっくりと竿先を上げた時に乗った。ほんの少し巻くと2杯目が、そこで待つ。2杯のヤリが竿先を動かしツノを踊らせているようだ。動きが緩くなった時、ほんの少し巻くとズシリと乗った。ツノを動かすのをイカにやっていただく。何と合理的な事か!巻き上げると、中型が4杯も乗っていた。但し、1杯は胴に掛かっていたがそれでも文句は無い。2回目は、120mで乗った。船長の指示は140m。セオリー通り、120mからサミングを始めた途端に乗った。そのまま落ちるに任せていたが、ほんの暫くして落ちなくなったので、巻き上げた。何と、大型に近いヤリが4杯も乗っていた。嬉しいね。

  「海が、何となく変だ!!」
  「スルメも乗るので、14㎝のツノを3本仕掛けの上に付ける良い」と船長に言われたが、ヤリイカが食べたいのでそのまま11㎝7本でいくことにした。すると何と底で、スルメが乗るではないか。それも11㎝ツノに。おまけに、中層でヤリイカが乗る。今までの常識からすれば、底にヤリが、中層にスルメが住み分けていたと思っていたのに。それが、今の海は違うのだ。「海が何となく変だ!!」と、思うのは私だけか? 

 釣果はヤリイカ25杯、スルメ8杯
 タナが深く、数釣りが出来ないが、釣り上げた時の美しさは食味をそそる。チビヤリではないので、一杯でもアタリが解り、引きも良い。大型は、パラソル級ではないが、身が厚く、噛むと甘みがある。 今、そんな
 ヤリイカがおもしろい。また行くぞ!!!!

 写真の電池が切れていて、ごめんなさい。

2008年10月29日 (水)

黄金アジが食べたい!!

 「釣り日誌」                               NO  63 2008・10・23 

 「うまいを連発しながら舌鼓・・・」と!!
 朝日新聞、10月17日の朝刊の「旬・菜・記」に黄金アジの記事が掲載されていた。読んだ方も多いと思う。もちろん私もその一人で、食べたくなったら釣りに行きたくなった。これが釣り人の特権。都合を付けて、23日に出掛ける事にした。前々日に、金谷港光進丸に予約をした。久しぶりのアジ釣りなので、いろいろ聞いてみた。こちらの質問に、女将さんは明るく要領良く答えてくれた。光進丸は初心者(?)に親切だ。
 私の沖釣りはアジから始まった。およそ15年ぶりで、懐かしくなった。その後釣りも次第に広がり、アジ釣りは久しぶりである。鯛、イナダ釣りの外道として釣れるので、強いてアジをメインにすることはなかった。東京湾内のアジは比較的美味しくいただいていたので、
記事を読むまではその気も無かった。が、突然黄金アジが食べたくなった。塩焼き、刺身、タタキ、そして小アジを3枚に下ろして、酢〆は我が家で最も好評であった。よし、旬のアジ三昧といこう。

 タックルは、
 サビキ用  竿  ダイワ・インナーライン帆影、50-310
              リール  シマノ小舟3000(デジタル)
              サビキ  ヤマシタ・東京湾サビキ・15本針(180円特価品)
 ビシ用   竿  シマノ・ネルビオ210
              リール シマノ・小舟C1000

              仕掛け ハリス1.5号3mムツ針8号・ハリス4号チヌ針5号3m
  置き竿用  シマノ・バンヂットMH225
              仕掛け  ハリス8号、1.5m  針ヒラマサ11号
              クッション 3mm・1m(船長が親切に貸してくれた。嬉しいね!)

 サビキ用の竿とリールは、暫く使っていなかったので埃だらけであった。が、カウンターは正常に作動してくれたし、竿も傷んではいなかった。さすがシマノさんと言うよりも、手入れをしていた私を褒めるべきかな?

 「アジ船」?「ウイリー五目船」?
 「アジを釣りたい、サビキで小アジも釣りたい、そして置き竿で青物も狙いたい」と伝えたら、ウイリー五目船ですと女将さんに言われた。青物を狙うためには、乗合船ではミヨシかトモの釣り座を確保したい。5時に港に着いた。運良くトモが取れた。暫くして船長が出船の準備を始めて、ようやく両船の違いが解った。コマセが違うのだ。アジ船はイワシのミンチを、ウイリー五目はオキアミを使うのだ。イワシのミンチは、ドロドロで海水に溶けやすく集魚効果が高い。金網のコマセかごを使い、エサになるものが入っていないので付けエサで魚を釣らなければならない。私が釣りを始めた20年以上も昔から、サビキのアジ釣りに使われてきた方法だ。一方、オキアミのコマセは集魚効果もあるが、オキアミ自体がエサになるのでウイリーで針掛かりさせる事ができる。エサを付けて、多種類の魚が狙える。例えばハナダイやイサキ、イナダやワラサ等、ここ10年程前から良く使われている釣り方だ。

 船長は親切だ!
 挨拶をして、乗船した。久しぶりなので、いろいろ聞かなければならないが、取りあえず準備を始めた。船長の手が空いたところで、聞いてみた。泳がせの仕掛けを見て貰ったら。「仕掛け長は一ヒロ、タナは海面から4m、オモリは直接サルカンに付ける。水深が10mしかないので。」と。急いで直すが、クッションが細くて短いと言われたが、手持ちがない。「貸してあげるよ」と、今までにあらゆる物を借りたが消耗品以外の物で、場合によってはお金を払う事も多かった。クッションを借りるのは初めてだ。

 サビキ釣り
 港を出て15分、「水深は10m、底から1m巻き上げてください。」エサ用の小アジを釣るために、サビキを下ろす。10mは「アッ」という間である。ブルブルとアタリがあったので、少し待ってからゆっくり巻き上げた。3匹掛かった来た。ところが、全長1.8mで15本針、針同士が3箇所絡んでいた。オモリが底に着いてからの糸ふけによるものだろう。サミングが必要だ。入れ食い状態が続いたが、エサ用の小アジが掛からない。一番小さいアジを下あごから刺して、仕掛けを下ろした。「もっと小さいのはいないの?」と船長に言われる程、刺身用・タタキ用に最適なアジばかりである。間断なく釣れるのだが、中には暴れるので3箇所も針掛かりしているのもいて、外すのに苦労した。指に針が刺さる、アジの下腹のとげに当たる等痛い思いを充分させていただいた。ようやく、エサ用が3匹釣れた。何とイサキである。置き竿に変化は無いが、竿を上げるとエサが無かった。付け直して、投入した。「1匹貰うよ」と船長が、ミヨシの常連さんにあげていた。その後も小さいイサキだったので、サビキ釣りをを止めにした。置き竿用のエサも確保出来たし、アジを80匹以上釣り上げていたので。

 ビシ釣り
 近くの船でイナダが上がっているのを見たので、ハリスを4号に変えてた。しかし相変わらず同じサイズのアジが掛かる。サビキほど痛い思いをしないので、イナダの回遊を気長に待つことにした。何度か移動したが、水深は10m前後である。アタリが解らないのにエサが無くなっている。カワハギがいるのだろう。空合わせをすれば掛かるかもしれない。何度目かに掛かってきたが、色が黒かったのでウマズラと思ってしまった。針は口ではなく、腹に掛かってきた。その後ようやくイナダを1本釣り上げた。

 置き竿
 サビキ釣りの最中に、アタリがあった。竿先ががくがくと大きく揺れた。急いで竿を持とうとしたら動きが止まってしまった。仕掛けを上げるとエサが無かった。見ていた船長、曰く「多分ヒラメだろう」と。タナは海面から4m、底から狙って4mも上がって来たのだろうか?残ながら、その後は沖上がりまで音沙汰が無かった。

 アジ三昧!!
 釣果は、アジが102匹・イナダが1本・カワハギが1枚であった。1/3は近所にお裾分け、1/3は三枚に下ろして酢で〆めた。〆め方は、塩をたっぷり振り1時間ほどかけて、水分を取りる。水洗い後ミリンと酢の中に漬けておく。残りのアジは、塩焼き・天ぷら・刺身用に処理をした。もちろん「中骨」はすまし汁に。 旨い!!!  不平や不満も言わず手伝って下さった方と一緒に、2時間以上も費やした。疲れた!!!
 しかし、その甲斐あり「旨いを連発しながら舌鼓」をうった事は言うまでもない・

  暗くなり明かりが点ると、家に中のあちこちで光る。
       アジの細かい鱗、当分付き合うしかないだろう!

 写真を撮るのを忘れてしまいました。ごめんなさい。次回は必ず載せます。

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