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2008年11月

2008年11月 4日 (火)

ヤリイカがおもしろい!!

                                   NO  64 2008・10・30 

「ヤリイカが釣れる?」
 勝山港でのヤリイカシーズンは、例年12月から5月頃までである。去年の釣りの記録を見たら年内には釣行していない。一昨年は、12月下旬に出掛けスルメ11杯とチビヤリ5杯と記録してあった。釣果の多い月は3月から4月で、それもシーズン初めは小型が多いのだ。北風が吹く時期、天気が良ければ遠くに富士山を眺めて、大漁を願ったものだ。ところが、今年はどうしたことか10月中旬から釣れ始めてきた。驚くことに、型は釣船のHPを見ても中・大型ばかりである。これは、行かなければならない。 と、30日に予約した。いつもお世話になっている新盛丸に。

 朝4時に港に着いた。
 既に4~5台の車が駐車していた。混んでいるようだが、釣り座はミヨシもトモも空いていた。左のミヨシを確保した時、「お早うございます」と背後から声を掛けられた。もちろん、全く知らない方であるが、こちらも挨拶を返した。新盛丸に来る釣り人は、気さくな方が多い。船長が来て、船に明かりが点った。釣り人が乗り込み始めて、お魚船に多く、イカ船は乗船者が3人と少ない。釣れているのに、混んではいない。まだ気温も水温も温かくシーズンではないからか、それとも金融危機の影響か?
 常連さんは、イカ券が購入出来る。3枚で22500円、何処よりも安い。

 本日のタックル
 イカ用 竿  ダイワリーヂングXL195
          リール シマノ電動丸1000 道糸4号300m、
先糸ナイロン6号5m、中オモリ 10号
          仕掛け 11㎝ツノ、7本、幹糸5号、枝3号10㎝

 舫を解いて、
 およそ1時間。僅かに北の風で薄曇り、釣りには比較的良い状況だ。ただ、潮の流れが2枚潮で無いことを願うのみ。遠くに伊豆半島と大島が見える。釣り場の洲崎沖にようやく着いた。周りには釣船がいない。「準備をして下さい」と放送があり、確認することにした。リールの固定、ドラグの締め、仕掛けの絡み等を確認して左手にオモリを持ち、合図を待った。「180m、底の方です」と同時に、前方へ投げる。昔ながらの勝山独特の投入器を使っている。パイプは、風があると仕掛けが絡むが、この投入器はハリスを固定するので絡まず、風に強い。沖釣りでは、最高の武器になる。

 1投目からサバが、
来襲し、40mから仕掛けが下りない。急いで上げるが、思うように外せない。中には暴れて自ら糸を巻き付けているのもいて、腹立たしくなる。ようやく外して、2投目。しかし、またサバ。竿先の異常で直ぐ巻き上げたので、3匹とも針掛かりだけで済んだ。3投目、またまたサバ。今度はツノをしっかり飲み込んでいるのと、ツノを3本刺しているのと、本当に「参った!」。隣の方は、仕掛けが下りたらしく巻き上げている。スルメとヤリを取り込んでいる。私はサバと格闘して、血だらけなのに。

 直結に替えてみよう!
 4投目もサバなので、思い切って替えた。仕掛けは邪魔者のサバを物ともせずに、底まで下りた。暫く待ってから、低速で巻きながらゆっくりと竿先を上げ、道糸に張りを持たせたまま、ゆっくりと下げる。「その間はツノは静止しているはずである」と思っていた。ところが、「電動を使わないで、ブランコと同じように」と船長から言われた。どうしようか悩んでいた。隣の方は、サバに邪魔されることもなくスルメ・ヤリを、もう5~6杯取り込んでいる。私はまだ0杯。サバは朝の内だけで、いなくなったようだ。悩むよりも、ブランコに戻そう。

 私の釣り方
 特に変わった釣り方をしていない。ごく一般的である。幾つか気をつけていることがある。その一つが、底から10m~20m前からサミングしていく事である。ほとんどの釣り情報は、誰よりも早く着低させることが釣果に繋がると書かれている。しかし、新盛丸船長の「オモリが勢いよく落ちれば、イカがびっくりして逃げる」と言う説を支持する。船長が、反応の幅を指示するので、サミングして乗る事もある。乗ったら、そのまま底まで下ろす。二つ目が、着低しても直ぐ誘わないで暫く待ってから竿を上げる。イカは、スルメでもマルイカでも、もちろんヤリイカでもツノが止まった時に乗るからだ。多少、カワハギ釣りの「たるませ」の感じで待つ。数を乗せるため、三つ目は、アタリがあっても直ぐ巻かない。ツノに乗ったイカが、残りのツノを動かして他のイカを誘ってくれるのを待つ。四つ目は、バラシを少なくするため、先糸を付ける事である

 後半、入れ乗り
「160mです。底から20m迄反応があります」と。1杯の、2杯の、スルメとヤリの、スルメのダブルの、ヤリのトリプルの時もと続いた。小刻みに移動していたが、「140m」の所では2~3回続けて投入出来た。釣船も回りに集まり、活気が溢れていた。

4杯掛けが2回も!!                                         1回目は、160mで乗った。底まで下ろして少し「たるませ」、ゆっくりと竿先を上げた時に乗った。ほんの少し巻くと2杯目が、そこで待つ。2杯のヤリが竿先を動かしツノを踊らせているようだ。動きが緩くなった時、ほんの少し巻くとズシリと乗った。ツノを動かすのをイカにやっていただく。何と合理的な事か!巻き上げると、中型が4杯も乗っていた。但し、1杯は胴に掛かっていたがそれでも文句は無い。2回目は、120mで乗った。船長の指示は140m。セオリー通り、120mからサミングを始めた途端に乗った。そのまま落ちるに任せていたが、ほんの暫くして落ちなくなったので、巻き上げた。何と、大型に近いヤリが4杯も乗っていた。嬉しいね。

  「海が、何となく変だ!!」
  「スルメも乗るので、14㎝のツノを3本仕掛けの上に付ける良い」と船長に言われたが、ヤリイカが食べたいのでそのまま11㎝7本でいくことにした。すると何と底で、スルメが乗るではないか。それも11㎝ツノに。おまけに、中層でヤリイカが乗る。今までの常識からすれば、底にヤリが、中層にスルメが住み分けていたと思っていたのに。それが、今の海は違うのだ。「海が何となく変だ!!」と、思うのは私だけか? 

 釣果はヤリイカ25杯、スルメ8杯
 タナが深く、数釣りが出来ないが、釣り上げた時の美しさは食味をそそる。チビヤリではないので、一杯でもアタリが解り、引きも良い。大型は、パラソル級ではないが、身が厚く、噛むと甘みがある。 今、そんな
 ヤリイカがおもしろい。また行くぞ!!!!

 写真の電池が切れていて、ごめんなさい。

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